ロックダウンでマレーシアはどうなった?現地担当者によるレポート(前編)

ロックダウンでマレーシアはどうなった?現地担当者によるレポート(前編)

コロナウイルスの感染拡大により、日本では緊急事態宣言がだされ、移動の自粛が行われています。一方でスマートドライブ が海外進出しているマレーシアでは、3月からロックダウンが開始されています。今回は現地スタッフである、手嶋  彰が「マレーシアの今」について、記事にまとめました。

【手嶋プロフィール】
前職時代にシンガポールでASEAN向けのクラウドサービスを立ち上げた経験。スマートドライブ社初の海外拠点であるマレーシアのビジネスディベロップメント担当として2020年2月からスマートドライブに参画。

SmartDriveマレーシアの紹介

スマートドライブは2019年11月よりマレーシアにて本格展開を開始し、現地が抱えている交通事故の多さや、渋滞といった移動に関する課題を解決するために各ソリューションを展開する準備を進めております。

2020年4月時点でチーム体制は6名で、日本で提供しているサービスのマレーシアへの展開や現地でのスマートシティプロジェクトの参画に向けて準備を進めている段階です。

また、JETRO様の主催するSDGs型スタートアップ支援プログラム(マレーシア)に採択いただき、現地財閥大手のSunway様のご支援をいただきながら、マレーシア現地で様々なR&Dの実施、ユースケースなどを模索しています。

https://smartdrive.co.jp/news/press/jetro_sdgs

マレーシアにおけるコロナの影響

私は、2020年2月からスマートドライブに参画し、そこから日本におけるモビリティビジネスを学びながらマレーシアに出張し、現地ニーズやサービスの展開のための準備をしていました。2月時点で既にコロナの影響は出ていましたが、そこまで深刻ではなく当時はあまり真剣に考えていませんでした。

私としては、3月の半ばからマレーシアに向かい1週間程度ホテル暮らしをした後に家の契約を開始するつもりでしたが、当時はプリンセスダイアモンド号の話もあり、現地の人からすると日本から来た人はコロナのリスクがあると思われている可能性もあるので慎重に行動するようにと現地企業の方からアドバイスもいただきました…。

その数日のうちに、マレーシアのイスラム教の大規模な集会があり、マレーシアでの感染者数が一気に日本での感染者数を追い抜くことに。1日で200−300人単位での感染者が見つかることが当たり前になり、マレーシア国内での危機感が一気に高まりました。

そしてロックダウンへ

あっという間にマレーシアは東南アジア一の感染国となり、3月16日の夜に、二日後の3月18日からロックダウンが開始することが宣言されました。まだ感染者数が1000人に満たない状況でマレーシア政府のスピーディな判断だったと思います。

私はマレーシア現地の家の契約開始日が3月17日だったこともあり、開始した途端に東南アジア初のロックダウン。まだ物資も全く調達ができてない中で、この先どうなるか全くわからない状況へ…。

それまではホテル暮らしをしていたので生活必需品なども何も準備できていませんでした。混乱の中でパニック買いが始まる恐れもあり、3月16日の夜に急遽ホテルの延長をし、17日には念のため最低限の物資を購入するために近隣のスーパーを回ったのですが、既に物凄い行列ができていました。(宣言後に一気に買い物に殺到するのは日本と同じですね)また、3月17日までは普通に営業していた各店舗が3月18日になると、スーパーや薬局以外は全て閉店し、レストランもテイクアウトのみの状況。

急遽の発令で、各事業者がどこまで順守をするか見守っていたところもあると思うのですが、予想以上に各飲食店は素直にロックダウンに従っていたと思います。引越し直後でまだ生活の基盤や物資も十分に準備できおらず、本社からの配慮もあり、私は日本に帰国をすることを決断しました。マレーシアへの入国は厳しく管理されていましたが、問題なく出国できてよかったです。

現地の交通事情は?

上記のような状況でオフィスも全てクローズになり経済の停滞は避けられないのですが、逆にテイクアウトのデリバリー業務は活況となっています。

元々マレーシアではフードデリバリーのは日常的に使われているサービスなのですが、ロックダウンの中でさらに利用頻度が増えています。例えば、現地でRide Hailingのサービスを提供しているGrab社のGrab Eatsや、フードデリバリー専門のFood Pandaなどを利用するニーズは今まで以上に高まっています。

配送(デリバリー)に関しては我々のビジネスとも大きく関わってきますので、走行データを活用したサービス連携の模索や、業務効率化など、様々な可能性をマレーシアで模索していきたいと考えています。

次回ではまさにロックダウンの中で具体的にマレーシアという国がどう変容してきているのかを現地のスタッフからお届けします。

 

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