営業活動を底上げする!最新セールステックまとめ

営業活動を底上げする!最新セールステックまとめ

さまざまな業種において業績の向上や営業活動、業務効率化などを支援するセールステック。最近では大企業から中小企業まで、新たな営業スタイルには欠かせないツールになっているようです。この記事ではセールステックとはなにか、どのようなツールがあるのかをまとめてご紹介します。

そもそもセールステックとは?

 

セールステックとは、営業(Sales)と技術(Technology)を掛け合わせた造語であり、似たような意味を持つものに、金融×技術である「フィンテック」や農業×技術の「アグリテック」、さらに教育×技術となる「エドテック」などが存在します。

スタートアップやベンチャーキャピタルの最新動向をリポートし、コンサルティングも手掛ける米国・「CB Insights」が公開しているカオスマップによると、セールステック市場は大きく7つの領域にカテゴライズされており、すでに多くの企業が参入しています。

出典:CB INSIGHTS

国内でも有名なセールスフォース、マルケト、ベルフェイス、Tableauは、世界中に多くのユーザーを有するセールステックであり、いずれかのカテゴリに特化、あるいはいくつかの領域で複合的にサービス提供しています。

1.「Sales Enablement & Acceleration(営業最適化・加速ツール)」

MAツールでマーケティング部門で大量のリード(見込客)を確保したとしても、営業部門との連携がうまくできていなければリードをとりこぼすことになってしまいます。そこで必要となるのが、 MAと顧客管理であるCRMをつなぎ、効率的かつスピーディーな営業アクションを可能にする、Sales Enablement(セールスイネーブルメント) とAcceleration(アクセラレーション)の活用です。

このうち、営業活動全体の最適化を目指す概念がセールスイネーブルメントであり、2014年頃から海外のビジネスシーンで使われ始めました。現在では以下のようなサービスが存在し、業業態・規模とマッチしたツールを活用すれば、併せて営業加速ツールにもなります。

セールスフォース・・・世界最高峰のユーザー数を誇るセールステック。日本最大級の不動産・住宅情報サイト、「LIFULL HOME’S」の新プラットフォームなど、国内でも数多く採用されています。全方位的な顧客・見込み客管理から、見積書・請求書管理の最適化、AIによる適切なアドバイスにより、営業力の向上まで狙える優れものです。

e-セールスマネージャー・・・国内トップシェア誇るセールステックであり、NECやGMOなどそうそうたる大手グループ企業が、営業部門の業務改善のために導入しています。約80%がインサイドセールスといわれる米国と、フィールドワークが主体である国内企業との違いを反映させた、シングルインプット・マルチアウトプットが売りの純国産SFAです。

UPWORD・・・大手企業の多くが導入し、満足度が高いことでも知られるセールステック。訪問先で得た情報を簡単に更新でき、Salesforce CRMのデータをもとに、それを地図上で可視化できます。また、営業スケジュールやTODO管理、訪問先へのナビゲーション機能など、営業の加速化に役立つコンテンツも満載です。

2.「Customer Experience(顧客体験)」

サイトを訪れた顧客に対し訪問回数・頻度・目的に応じて、適切なポップアップを表示させるWeb接客ツールや、疑問・質問に24時間体制で答えるAIチャットツールなどがこの領域に属し、サービス名としてはMA(マーケティングオートメーション)と呼ばれます。ユーザーのオンライン体験をより快適かつ便利なものへと変え、売上を伸ばすこと目的としたツールです。

国内で提供しているMAは基本的に、ECサイトなどBtoC向けに活用されるのがほとんどですが、世界最大のメルマガ配信サービスである「MailChimp」や、「マルケト」などは、BtoB向けサービスやSaaSなど、あらゆる分野の企業で導入されています。

マルケト・・・全世界で約6,000社もの企業に導入されている、マーケティングオートメーションツール。メールからウェブ、ソーシャル、広告まで、幅広い顧客との接点を通じ、適切なタイミングで適切なコンテンツを届けることが可能です。
MAJIN・・・2010年に設立されたマーケティングテクノロジー・ベンチャー、(株)ジーニーが提供。見込み客の行動や反応を点数化する「AIスコアリング 」が、ターゲティングに役立つと評価が高いほか、各SFA・CRMとの連携により、営業のスピードアップを図ることもできます。

SATORI・・・メールアドレスがわかっている実名リードだけでなく、お問合せ前の匿名リードも管理できるのが持ち味。ユニ・チャームやアデランスなど、約500社以上が導入しています。

3.「General CRM(顧客関係管理)」

CRMとは、カスタマー・リレーションシップ・マネジメント、つまり顧客との関係を管理するプラットフォームのことです。出先での商談や顧客管理、メールトラッキング、パイプライン管理などがこちらに当てはまります。
世界的にもっとも支持を集めているCRMといえば「セールスフォース」です。カテゴリー1の項目で紹介しましたが、こちらはセールステックのあらゆるカテゴリーを網羅する、統合型営業支援プラットフォームと言えるでしょう。

カスタマーリングス・・・ECビジネスに特化しLINE配信にも対応しているほか、RFM・LTV分析機能を有しているため、デジタルの先でも顧客をリアルに感じ取り、PDCAの高速化が可能。

ちきゅう・・・「ちょうどいいCRM」がテーマのサービス。無料トライアルもあり、月額料金もリーズナブル。顧客・TODO管理やデータの見える化、インターフェース内でのディスカッション機能などの基本性能は抑えつつ、シンプルで使いやすいと評判のCRM。

R-CRM・・・マイクロソフトの認定パートナー、Rグループ(株)がリリースしている提案型CRM。専属のSEがサービス利用企業の業種・規模などに併せ、必要と考えられる機能を組み合わせフル・カスタマイズできるのが特徴。

4.「Customer Support(カスタマーサポート)」

この分野は、誰しもが必ず何らかの商品・サービスの「カスタマー」であるため、もっともイメージしやすいものではないでしょうか。顧客の疑問や問題を解決するカスタマーサポートを最適化する領域のことを言います。

フレッシュデスク・・・ヘルプデスク機能の提供・最適化はもとより、メールをチケットという単位で管理し対応を効率化できるツール。

ゾーホーデスク・・・TwitterやFacebookと連携し、管理画面からSNS経由で受信メッセージへ返信できる。

5.「Intelligence and Analytics(インテリジェンス・解析)」

営業活動で得たデータを最大限活かしきるためのソリューション領域を指します。高度なデータ・マイニング(掘り起こし作業)を自動化したり、各ツールのKPIをダッシュボード化したり、GUIで容易にデータ分析可能なツールがこのカテゴリーに属します。会話内容のデータ化やサマリー作成、成約につながった営業トークを分析してパターンを読み取るなど、営業上のデータ活用を最大化させることでユーザー企業の売上に結びつけることが目的です。

このインテリジェンス・解析のカテゴリーは、企業規模や業種によって求められる機能が大きく変化するため、数あるサービスの中から自社のビジネスモデルとマッチするものを、適切に選びましょう。

IBM SPSS Modeler・・・短期間で効果のあるアクションからスタートし、分析結果にもとづくことで高いマーケティング効果を得ることが可能。
Tableau・・・ビジュアルデータ分析によって、次にとるべきアクションにつながるインサイトを引き出すツール。データ制限なく探索しながらダッシュボードを作成、たった数回のクリックで分析が実行可能。

6.「Contact & Communication(コンタクト・コミュニケーション)」

顧客との直接のやり取りや、インバウンド対応の質を向上させるためのソリューション領域で、メール・チャット・電話などマルチチャネルからの問い合わせを一元管理することで、効率的で満足度の高いカスタマーサポートをするツールが該当します。
カテゴリー4と密接な関係を持っており、支持を集めているものには以下のようなサービスがあります。

ベルフェイス・・・トークスクリプトや資料共有など、訪問営業で可能なことをオンラインで簡易化するだけではなく、1つのメモを双方で同時に閲覧・編集できる機能や、普段より明るいイメージに映るビューティーモードなど、インサイドセールスをさらに加速する機能が満載。

オントーク・・・1日当たり933円〜という業界最安クラスの料金設定と、対面営業と全く変わらない営業環境を提供してくれると評判のインサイドセールスツール。マンツーマン営業だけではなく、多人数でのオンラインミーティングにも対応しており、移動コストを削減することも可能です。

LiveCall・・・マルチデバイス対応でアプリのダウンロードも不要。サイトにボタンやリンクを設置するだけでビデオ通話を開始できるのが魅力。アカウントやデータの連携も可能なため、シームレスなユーザージャーニーを設計することが可能です。

7.「People Development & Coaching(人材開発・コーチング)」

数あるセールステックカテゴリの中で、もっとも難しくデリケートなのがこの人材開発・コーチング。IoTツールによって効率化されるのであれば、経営者や人事担当者としては、ありがたい限りではないでしょうか。最終的に人が介入する必要はありますが、以下のようなツールをフル活用すれば、人材に関わる業務を簡素化・効率化することも可能です。

Teachme Biz・・・普段から使用しているスマホやタブレットから写真を取り込んで簡単にマニュアルを作成できる。更新した際もメールなどで確実に共有できるので、スタッフ間の情報のズレを無くします。
セレブリックス・・・営業代行会社として、これまで1万商材以上を手掛けてきた「営業のトップセールス集団」が作成した、クラウド型オンライン研修パッケージです。活字や絵図だけでは理解・習得することが難しい営業ノウハウを、語りかけ調の講義アニメーションと実演動画で、誰でも飽きずに学習できるのが特徴。
TANREN・・・日常的なシチュエーションでの好事例や営業マニュアル、店頭での研修模様などを動画で共有・可視化できるナレッジシェアアプリ。データだけでなく現場を「見える化」することで、営業スタッフのスキルアップ効率化や、管理者による正当な評価などに役立つ。
Qstream・・・営業マン個人だけでなく、組織としてのパフォーマンスを向上させるため、知識やスキルの強化を図るモバイルラーニングアプリ。営業担当者と管理者とのギャップを無くし、「誰が・だれに・いつ・何を」コーチングすべきかを把握・提供することで、効率の良い人材開発・育成に寄与してくれる。

8.車両動態管理

 

車両を日常的に利用するのは運輸業や運送業だけではありません。訪問診療や介護サービス、営業、役員の移動時など、車両はさまざまな業界・用途で利用されているのです。どのようなルートを組めば営業先へ効率的に回ることができるのか。急なヘルプが必要になったが、今・誰が・どこにいるのか。車両動態管理ツールは、車両とドライバーの情報管理だけでなく、リアルタイムの位置情報による適切な指示出し、日常的な配送ルートを把握することでの適切無駄のない配車、ドライバーの労働時間の最適化など、営業効率を大幅に向上させる機能が充実しています。

さらには、ドライバーの運転情報が取得できるため、個々のドライバーの走行データを安全運転教育に役立てたり、ドライバーの評価へつなげたりすることも可能。実際に導入したことで、売り上げが前年比10%アップという事例もあります。そのうえ、車両の稼働状況が可視化できれば、車両削減によるコストの見直しもはかることができるのです。

 

スマートドライブが提供するクラウド車両管理サービス「SmartDrive Fleet」は、シガーソケットにデバイスを挿入するだけでリアルタイムな走行状況の把握、運転日報の自動作成、車両情報の一元管理が行える動態管理システムです。安全運転診断機能も搭載されているので、ドライバーの運転のくせや傾向が取得でき、個人にあった適切な安全運転指導も可能に。事故の削減、業務の効率化、車両の関するコストの適正化を図りたいなど、営業に関して多角的な効果を実感できます。ぜひ、最先端なセールステックの一ツールとして、取り入れてみませんか?

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