進化して連携するトラックのカーナビアプリ紹介

法人向けクラウド車両管理サービス 事故予防・コスト削減・業務効率化・コンプライアンス

膨大なモノの流通により、運送会社やトラックドライバーに求められる「業務効率化」と「安全運転」。車両管理システムや動態管理システムの高度化は進むものの、テクノロジーだけでは解決できない課題があることも事実です。
特に首都圏の道は一方通行も多く、少し大通りを外れると複雑な道と狭い車道に苦戦し辟易してしまうことも。

トラックは一般車両と比べて総排気量が多く、高さや幅も場所を取ってしまうため、例え近道であろうとトラック一台分が安全に通れる道を都度確認しながら走らなくてはならないのです。
では、一体どのような解決策があるのでしょうか。

 

深刻なドライバー不足はますます加速する

ドライバーがとにかく足りない・・。
その問題の上にさらにのしかかってくるのが、ドライバーの高齢化と1ヶ月293時間という限られた拘束時間内での配送業務効率化。ドライバーの増加は現状難しいとされていますが、これ以上ドライバーに負担をかけさせないためにも、いかにして無駄を省き効率よく業務を回していくかが問題を解決する鍵になっています。

インターネットショッピングがさらに普及・発達していく以上、荷物の減少は望めません。ドライバーの採用を待つことだけではなく、目先にある課題に対しとにかくできる限りの事をやらねばならぬーーそんなところまで来ているのです。

トラックドライバーに欠かせないカーナビの存在

今や業務上の必需品とも言えるかもしれない「カーナビ」。いつも通る道だし詳しいからと言っても、効率的に目的地へ到着するには渋滞状況などによる到着予定時間もはかれるため、ドライバーにとっては便利なアイテムの一つです。

しかし、トラックは前述したように一般車両として走るのとは勝手が違います。
大型車両進入禁止ということが直前にわかって回避した、車高がスレスレのトンネルをギリギリ通過してヒヤっとした、などその場所に着いてはじめて気付いたというドライバーの方もいるのではないでしょうか。

また、近年高速道路が次々と開通していることもあり、カーナビには常に最新の道路状況が反映されていることも求められています。少し対応が遅れると「今までこの道が近道だと思って利用していたのに・・」と遠回りせざるを得なくなることも。このような状況は業務の効率を一気に下げてしまう一因になりかねません。

そんな中、ドライバーのスマホ所有率がぐっと上がり、大型トラックという条件を加味した上で都度最適な交通ルートを案内してくれるアプリをうまく駆使することで、ストレスなくスムーズな配送が可能になる。そんな兆しが見えているようです。

 

カーナビアプリはトラックドライバーの悩みを解決する救世主?

従来のカーナビとカーナビアプリではどのような違いがあるのでしょうか?

1つ大きな違いとしては、カーナビは一台ずつ購入をした上で取り付ける作業が発生しますが、カーナビアプリの場合は業務用のスマホがあればアプリをダウンロードするだけですぐに使用開始することができますし、費用も無料や割安なものが多いです。経済的にも取り付けコストという意味でもカーナビアプリにお手軽さは軍配が上がります。

一方、画面サイズはスマホ画面の大きさのため、従来のカーナビよりも若干小さくなってしまうため(大きなタブレットを使用しない限り)、人によっては小さくて見づらいと感じるかもしれません。

また、道路情報に関しては、従来のカーナビは購入時点のものから更新されることはほとんどないわけですが、カーナビアプリの場合は随時更新されていくので、地図が古くてヒヤリハットケースが起きるということは防いでくれます。

有料の場合も、基本的には月額制のため、1〜2ヶ月試しに使ってみてから本格導入するかどうか検討するということが可能なのもメリットでしょう。

 

トラックドライバー”専用”カーナビとは

ナビタイムジャパンが提供をしている「トラックカーナビ」は、今までになかった大型車(全長12m以下)に対応しているトラックドライバー特化型のカーナビアプリで、2016年にはグッドデザイン賞まで受賞。AndroidとiOS、どちらとも対応しています。

マップアプリやカーナビアプリはたくさん出ているものの、ここまでトラックにフォーカスを当てたアプリはこれが初めてのよう。

車高/車幅/車長/重量/積載量を入力すれば、リアルタイムの渋滞・通行止め情報のキャッチアップや各種大型車規制、その車輌が余裕をもって旋回できる道幅、橋などの重量制限などあらゆる面からトラック専用のルート検索を行ってくれる優れもの。ただ道路を教えてくれるだけではなく、大型車が駐車可能な施設やガソリンスタンドも検索してリストアップ。

配送先を巡回する業種用にも使える、巡回経路検索というシステムも組み込み、最大10ヶ所の配送先を登録すればもっとも効率的な配送順と最適ルートを自動計算してくれるのです。山中やトンネル、電波が届かないようなところでもナビが起動するので電波による不安はありません。

スマホアプリの場合、車に固定しなくても利用できるため、少しの間車両から離れていてもルート確認ができる使いやすさの秘訣。月々840円(税込・割引あり)から、本格的で利便性の高いカーナビのサービスを試すことができます。

2017年3月12日に改正道路交通法が施行され、「準中型自動車(車両総重量3500kg以上7500kg未満)」が新設されました。トラックカーナビは中型自動車と普通自動車の定義が変更されたことに伴い、車両情報入力後の車種判定に準中型自動車を追加。中型自動車と普通自動車の範囲を変更しました。

同アプリは3月13日より、すでに入力している車両情報に基づいて自動で車種区分を変更を反映させ、規制等を考慮したルート検索やナビゲーションを行っています。

繁忙期の最適な到着ルートや慣れない新規ルートといったストレスは、トラックカーナビが少しずつ解決してくれるはずです。

 

車両管理との連携で効率を上げる

さらに車両管理システムを併用することで、GPS機能を利用したカーナビと連携を取りながら車両のリアルタイム管理が可能になります。カーナビアプリでドライバーの運行ルートを最適化し業務の効率化に。効率化によるドライバーの作業負担の軽減、そしてリアルタイム車両管理による運行履歴から安全運転支援やエコドライブを実現できるようになるのです。

DriveOps_2

本メディア運営会社のスマートドライブが開発・提供する「車両管理サービス DriveOps」は、OBD-IIデバイスやシガーソケットデバイスを使用し、法人が所有する営業車や運送・配送車両からGPS情報や運転情報をスマホ経由、または3G/LTE通信デバイスから直接送られる形で取得します。そしてその情報をリアリタイムに可視化する、いわゆる次世代運行記録サービス。

アクサダイレクトと共同でテレマティクス保険の開発も行なっており、今後は個人・法人両方に向けて安全運転で保険料が割り引かれる仕組みの保険商品が提供される予定。このさらなる連携により、コストは全体的に大幅にダウンし業務を最適化させることが望めます。

 

配送における多角的な問題と解決策

再配達による負担増や長時間労働による各ドライバーの疲弊などの労働条件問題、ドライバーの高齢化、業界全体として若い労働力を確保できないなど、改善すべき問題はまだまだ山積みです。

ヤマト運輸は直近の騒動を受け、早速対応策として「宅急便のサービス内容の変更について」を発表し、再配達受付時間の短縮や12-14時時間枠の廃止、20-21時時間枠の19-21時への変更を発表しました。

あとは、そもそも再配達荷物を減らすための取り組みであったり(詳細は「物流業界の現状と今後:一連のヤマト運輸報道から考える」参照)、料金改定によって配送事業者の経営改善(特にドライバーの待遇改善や若いドライバーの確保)を計ったりするなど、多角的な対策が必要になっています。

また、日々ユーザーとして恩恵を受けている私たちひとりひとりの意識の持ちようによっても、再配達を減らすことに貢献できたり、業界の改善に貢献できることはありそうですね。

法人向けクラウド車両管理サービス 事故予防・コスト削減・業務効率化・コンプライアンス
営業車の事故率と保険料を下げる仕組みとは?

関連記事

SNSで最新記事をご購読ください
TOP