個人もドライブレコーダー搭載が当たり前の時代に!?

最近テレビ番組などで交通事故発生の瞬間を捉えた映像が放送されたりしていますが、その現場の映像を撮影するために使用しているのが「ドライブレコーダー」です。


貸切バスやトラック、タクシーといった商用車だけでなく、一般車にも少しずつ普及が進んでいる「ドライブレコーダー」ですが、まだその詳しい機能を知らないという方も多いのではないでしょうか?

今回はすべてのドライバーが知っておきたい「ドライブレコーダー」の機能や種類、そしてオススメの機種を比較しながら紹介していきたいと思います。

 

個人、法人ともにドライブレコーダー普及率が拡大

 

ドライブレコーダーはタクシーやトラックを所有する事業社だけでなく、最近では個人所有のマイカーにも取り付けられるようになってきました。
2015年度の調査によると、日本でのドライブレコーダー普及率は10.6%と低めでしたが、今後搭載したいというドライバーは19.5%を占め、今後の普及率は一気に拡大することが見込まれます。国内販売数も2015年には61万台と前年より42%増えており、単にドライブレコーダーという名前を知っているという人たちも含め97%もの認知率があります。

アメリカでは2003年度の時点ですでに4000万台以上の車両がドライブレコーダーを搭載しており、イギリスでは40%、イタリアでは20%といずれも日本より普及が進んでいます。これには欧米などでテレマティクス保険が広く浸透しつつあることが理由の一つとして挙げられています。

個人車でも法人車でも、交通事故が発生したときに車体にドライブレコーダーを設置していれば、その映像記録や音声記録を証拠として警察に提出して自分に過失がないことを証明することができますし、ドライブレコーダーで記録した映像やデータを確認することで、自身の運転のクセや欠点などをチェックして改善につなげることができます。今後日本でもテレマティクス保険が広まれば、ドライブレコーダーの情報から保険料を押さえることも可能になるかもしれません。

中にはドライブレコーダーで撮った走行映像をSNSにアップしたり、旅行中に美しい景観の中を走り、後で思い出とともに振り返るという人もいるそうです。

 

ドライブレコーダーの機能と種類

まずは、ドライブレコーダーに標準的に搭載されている機能について見ていきましょう。下記の4つが主な機能となります。

録画機能

ドライブレコーダーの基本機能である、ドライブ中の映像を録画・保存する機能。

録音機能

多くのドライブレコーダーには、録画と同時に録音をする機能が備わっています。

GPS受信機能

人工衛星の電波を通して時間や位置に関する情報を取得し、記録に残します。事故発生時の時間や場所、走行速度といった各種データを証拠として活用することができます。

G(加速度)センサー記録機能

通常ドライブレコーダーに記録された映像は、ある程度容量がいっぱいになると古い映像から順番に消去されるようになっています。
しかし、G(加速度)センサー記録機能が搭載されたモデルであれば、大きな衝撃が加わった瞬間の前後の映像を専用のフォルダに記録して保護してくれるので、消えることがありません。

 

また、ドライブレコーダーにはいくつか種類があり、どのタイプがいいか迷うかもしれません。今回は比較的によく利用をされている「ワンボディー型」「セパレート型」「ミラー一体型」の3つに分けてご紹介します。

ワンボディー型

すべての部分が本体に搭載されているシンプルな構造をしたドライブレコーダーで、フロントガラスに吊り下げて使用します。ミラー型と違い設置場所を確保しなくてはなりませんが、存在感がありカメラを設置していることが車外からも分かるため、防犯の効果も見込めるのが特徴せです。

セパレート型

カメラ部とモニター部が分かれているタイプで、取り付けがコンパクトに。好みや用途による取り付けが可能です。

ミラー一体型

ルームミラーの上から被せて使うドライブレコーダーで、よっぽど注意して見ない限り外からは装着していることが分かりません。また撮影中の映像がルームミラーに表示されるので、運転しながら録画データを確認することができます。

 

用途で選ぶ!オススメのドライブレコーダー

最近では多くのドライブレコーダー商品があるので、いざ購入するときにどれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。そこで用途別に4つの機種を紹介します。

見やすさで選ぶなら・・

GoSafe 520(PAPAGO)

2016年6月に発売されたばかりの「GoSafe 520」は、400万画素の「CMOSセンサー」を搭載した、映像の細かさと滑らかさの両方が優れている最新ドライブレコーダーです。

21:9比の「ウルトラワイド」という広角レンズを使用しているので、死角になりやすい車両側面の状況から車両の前まで、広い範囲を対象として映像記録として残すことができます。さらに、動体検知監視機能や速度制限標識、信号待ちの後、前の車が出発した際の出発遅延、ライト点灯忘れを警告し安全安心な運転ができます。
参考価格19,980円。

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Driveman GP-1(アサヒリサーチ)

警察車両や官公庁、日本赤十字でも採用されている、「ドライブマンシリーズ」の最高峰モデルです。
最高画質の2K、300万画素の高精細で全国のLED信号機も消えずに撮影。夕方や夜間でも動画を明るく撮ることができ、エンジン停止後は車上荒らしやあて逃げを記録する監視カメラとしても利用できます。参考価格23,760円。

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性能が良く安価なものを選ぶなら・・

OWL-DR04(オウルテック)

1万円以下の比較的安価なドライブレコーダーのなかでは、オウルテックの「OWL-DR04」がオススメです。
156°を映す広角レンズ、画質補正機能のHDR、G(加速度)センサー記録機能付きと高いスペックを誇りながらも、価格は9.980円(参考価格)とお買い得です。

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ミラー一体型で選ぶなら・・

GoSafe 268(PAPAGO)

上記の3機種はいずれも「ワンボディー型」ですが、ミラー一体型のドライブレコーダーが欲しいという方にオススメなのが、パパゴの「GoSafe 268」。
SONY製のCMOSセンサーを搭載し、従来のフルHD画質以上の美しく鮮明な映像を広範囲で記録、またレンズは上下左右に可動できるので、ミラーの角度に合わせて調節することができます。ただし、対応できない車載ルームミラーもあるので、事前によく確認を。参考価格20,703円。

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ドライブレコーダーの価格相場はだいたい15,000円~30,000円くらいで、加えて取り付け時に工費が4,000円~15,000円程度かかります。取り付け工費は店頭購入をすると安くなるので、購入した店舗で一緒に取り付けをしてもらうと良いでしょう。

 

将来的にはドライブレコーダーの搭載が当たり前に!?

 

今後もさらなる普及が予想されるドライブレコーダーですが、日本全国のメーカーや生命保険会社などが参加している「ドライブレコーダー評議会」という団体は、2020年までに累計2000万台の自動車にドライブレコーダーを普及させることを目標にしているそうです。
「一般車でもドライブレコーダーを搭載して当たり前」と呼ばれる日も、そう遠くはないでしょう。

Youtubeなどの動画サイトにもドライブレコーダーが捉えた事故の瞬間が多く投稿されています。天候や走る環境にもよりますが、意外と身近なところに事故の要因はあるのかもしれません。ドライブレコーダーで撮影された映像を後から見ることで、今後の事故の予測や危機管理へもつながります。

自分の身の安全と愛車を守るためにも、ぜひドライブレコーダーの搭載を検討してみてはいかがでしょうか。

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