MRの安全運転を加速させる動態管理システム

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主に運送業界で導入されているイメージがある動態管理。しかし、位置情報や車両、ドライバーの状況が把握できる動態管理は幅広い業界の様々なシーンで活用できます。

車両で移動する時間が多い営業車。車を運転する時間が長くなればなるほど、事故に遭う確率は上がっていきます。動態管理システムは安全運転やリスク管理をドライバーや車両管理者に意識づけ、事故リスクを最小限にとどめようとするものです。

交通事故多いMR

MRとは、Medical Representative の略で、医薬情報担当者のことを言います。MRとして従事している人たちの移動手段は基本的に車です。大抵は会社から営業車(商用車)を貸与されますが、中には手当てをもらって自家用車で営業を行う場合もあります。

特に4月は新たにMR職に着任する新社会人が多く、「若者(学生)の車離れ」によって免許は持っているけど運転経験はほとんどないというペーパードライバーが3分の2にのぼるとか。

日本製薬工業協会の環境安全委員会の『環境報告2015』のMR自動車事故状況の発表では、2014年度有責事故率(有責事故数/車両台数)は21%、また、新人MRの事故は年々悪化の傾向にあり、特に新人MR(赴任後1年以内)の事故発生頻度は86.6%に達していると報告されています。

製薬関連業界の事故発生率は全業種平均の約2倍と言われており、そのうちバックの事故と追突事故で事故全体の約40%を占めます。運転技術や経験の差もあるかもしれませんが、中には1年間に3~4回も事故を起こす人もいるのだとか。運転に慣れていない場合、駐車場での自損事故など、かすり傷程度の有責事故はあり得ることかもしれません。しかし、有責事故率のうち人身事故率はMR全体で2.3%。新卒MRに限ると7.1%で136件にものぼります。

MRは営業車両を運転し病院や診療所、薬局を回って情報を提供するのが主な仕事です。生命関連産業としても人身事故の削減は急務と言えるかもしれません。

動態管理で的確な安全運転教育ができる

程度の差はあっても交通事故や違反を起こした場合、企業側がMRに搭乗停止を言い渡すケースが多くあります。そうなると営業先への移動は電車やタクシー、バスなどを利用しなくてはなりませんが、大きな荷物を抱えていると移動だけでも体力を使います。地方であれば尚更、移動の不便さを感じるかもしれません。移動経路が遠回りになると営業効率が悪化して会社にとっても大きな痛手に…。

また、会社が保有する営業車が事故を起こすと保険に入っているのは会社になるため、修理代も負担しなくてはならないのです。交通事故を起こせば会社は使用者責任を問われるだけでなく、損害賠償や被害者へのお見舞いなど、その損失は計り知れません。

安全教育を行っても事故を繰り返すMRは一定程度存在しますが、事故の原因は慣れない運転、ちょっとした不注意など、個人によってそれぞれ異なるため、根っことなる原因や要因を把握して的確な指示を行うべきかもしれません。特に最近ではスマホからメールや電話で連絡を取ることが多いため、「ながら運転(スマホ)と企業の管理リスク」でもお伝えしたように、スマホ使用中の事故が多発しています。運転中はスマホを使用しなことの徹底や安全運転指導だけではなく、なぜそういったリスクの高い行動をとってしまっているのか(業務のスケジュールがかつかつすぎるため随時慌てて移動しているのか etc.)を掘り下げ、その根っこの原因となる事象への対策をしていく必要があるでしょう。業務中だけでなく通勤も営業車を利用しているならば、さらに事故の確率は上がります。

動態管理で安全運転と業務効率アップを狙う!

動態管理システムを導入することで具体的にどんなメリットがあるのか、以下の3つにまとめてみました。

① リアルタイムに走行状況を把握して危機管理
動態管理システムは位置情報によって走行追跡と稼働状況をリアルタイムで把握できます。危険な挙動や運転の癖もデータとして取得できるため、事故を起こす前に適切な指導を行うことができるでしょう。運転に不慣れな方には、急な悪天への注意喚起や渋滞や工事を回避できる安全なルートを指示するなどして事故防止のフォローをすることができるでしょう。

② 適切な配送計画で業務効率アップ
個別に1日の配送計画を作成することができるため、より業務効率を上げることができます。配送ルートをペーパーレスで車両側に送信すれば効率的な配送計画を実施することが可能です。到着時間の目安もわかるので的確な管理が行えます。

③ 自動で作成できる運転日報で負担削減
通常の業務を終えた後の手書きでの運転日報作成は、スタッフの負担や手間になりがちです。動態管理システムなら簡単に作成できる上、記載漏れもありません。データが蓄積されれば、今後の勤務状態や業務の見直しも行えるでしょう。

動態管理システムは導入がカンタン!

動態管理システムの導入って大変そう…。導入費用がかかったり大掛かりな工事が必要なら難しい。そんなことはありません。

たとえばスマートドライブが開発するDriveOps。シガーソケットに専用のデバイスをワンタッチで取り付けさえすれば、GPSでリアルタイムに動態管理ができます。業務に支障をきたすことなく手軽に導入でき、初期費用を抑えられるのが特徴のデバイスです。

クラウドで走行ルートが記録され日報も自動化できるので、業務効率化に使えるのはもちろん、「安全運転診断機能」により各ドライバーの運転傾向もビジュアルで表示します(画像下:G-Force)。安全運転指導を行ったドライバーの運転が改善しているのか、どこで危険挙動が起きているのかが可視化されるため、事故の予防を促進させることができるのです。特に運転にまだ自信が持てないという新入社員の方には、デバイスで取得した危険挙動からリアルタイムで運転をサポートしてあげてもいいでしょう。

他にもさまざまな企業が車両管理システムを提供しています。
【営業車をGPSで追跡】国内の動態管理システムの特徴や価格まとめを参考に、自社の予算とニーズに合わせて比較検討をして動態管理システムを探してみてください。

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